油絵の小品ですが

012,10月。果物とヴァイオリン

描いた絵だけを見てると、あまり破たんは感じないのですが
写真にしたりして見ると、何十段もある微妙なトーンの具合が
すっかり消えて、平坦な画面になってしまいガッカリです。

もっと、トーンの差を付けるべきかと迷っているところですが、
何年たっても、これは!!というものが描けず
今度は今度は・・・と、思っているうち今年も終わります。

そんな迷いの最中に思い出したのは、
かの有名な「葛飾北斎」が辞世の句に、

「人魂で行く気散じ(気晴らし)や、夏野原」と詠んでから、
あと10年・・・・、せめて5年の命があったら、満足できる
絵を描いて、本当の絵師になれるのだが・・・と呟いて、
89歳の生涯を終えたとか・・・と云うことを聞いて、
後世に残るほどの天才でも、そんなものなのか~なんて、
自分の心を慰めたりしてます。

因みに面白い辞世の句を一つ、狂歌師だった大田南畝

「これまでは、他人事だと思うたに今度は俺か、これは迷惑」

昔の人は気持ちに、ゆとりがあったと云うか洒落てましたよね~。



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